• HorliX(という Horos/OsiriX ベースの画像ビューア。私がメインで開発している)はご承知の通り薬機法の認証/承認を受けていないし、(私が基本設計をしたわけではないので)積極的に取りに行こうともしていない。旧薬事法が医療機器やプログラム医療機器を対象にするため薬機法に衣替えしたのはつい最近のことで、実質的には穴や抜けが多い。しょちゅう通達の類が出されている。アメリカでは若干事情が違うようなのだが、日本で... 続きを読む
  • 以前に触った C++ の ORM(オブジェクト指向で書かれたソフトとデータベースの仲立ちをするユーティリティソフトくらいに考えてください)が気になっていたので、OpenDolphin (というソースコードが公開されている電子カルテ)の患者さんに関するクラスを C++ のクラスに書き直し、試しに適当に3人ほどダミー患者をつくってその ORM を使って、データベースに記録させてみた。あっさり成功。途中、Java と C++ の言語仕様がごっ... 続きを読む
  • 仕事がら、Mac を使う頻度は増えているのだが、windows や Linux の世界とはやはり違うなあと思う。最近の話題は、Mac ハードの話でいえば、arm アーキテクチャ(いわゆるアップルシリコン)への切替。ここ2年以内でこれまでのインテル製 CPU をすべて arm アーキテクチャの CPU に切り替えるという。この問答無用の感じがなんともアップルらしい。ベータ版OSX でいえば、開発者向けには既に次期 OS Big Sur のベータ版の提供が開... 続きを読む
  • 開発元移管で色々あったようなので、ちょっと OpenDolphin という電子カルテに関して書いてみましょうかね。はじめにOpenDolphin というのは、オープンソース(ソースコードが公開されているという意味)の電子カルテで 2010 年頃にはけっこう使われていた。オープンソースであるから、各種派生版も存在していて、商用開発元を経由せずに使われていたりもした。(なお、電子カルテは後述するように尊守すべき3要件というのはある... 続きを読む
  • 以前に本館?の方で『それは一枚の画像から始まった』・『それは一枚の画像から始まった(2)』という記事を書いたのだが、そのときは、この分野 ーつまり医療画像の自動診断ー のアタリを掴むくらいの感じでいた。ここ数年は、大量のデータを用いて機械学習の手法で画像の病変部を抽出するとか自動診断をするという試みがよくなされている。いわゆる「医療AI」というやつですね。だが、流行っている割には、(少なくとも皮膚科領域... 続きを読む

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猪股弘明
筑波大物理専攻卒。新技術事業団(ERATO)で走査型トンネル顕微鏡の開発に従事。横浜市立大医学部を経て医師免許取得。都立松沢病院などで精神科医として臨床に従事。
精神保健指定医。東京都医学総合研究所客員研究員。
日本精神神経学会 ECT・rTMS等検討委員会委員。