C++ 系のフレームワーク

以前に触った C++ の ORM(オブジェクト指向で書かれたソフトとデータベースの仲立ちをするユーティリティソフトくらいに考えてください)が気になっていたので、OpenDolphin (というソースコードが公開されている電子カルテ)の患者さんに関するクラスを C++ のクラスに書き直し、試しに適当に3人ほどダミー患者をつくってその ORM を使って、データベースに記録させてみた。

CPP-dolphin-db-by-ORM.png

あっさり成功。

途中、Java と C++ の言語仕様がごっちゃになったが、そこらへんはオブジェクト指向のいいところ、「患者さんのオブジェクトをつくるんだ」という信念がぶれなければ、目標は達成でける(はず)。


ところで、C++ のウェブフレームワークはそれほど多くない。
これは、もともと C系の言語はデバイスの直接制御やシステム記述言語として使われてきた歴史があるためだ。きめ細やかな作り込みができる反面、学習コストは高い。そこまで速度が必要とは思えないブラウザ画面の描画などにあえて使う必要もなかろうとみんな思っていたわけだ。
それでもまったくないかとそういうわけでもない。
以前に『懐かしい感じの英単語綴りあてゲーム Hangman』という記事を(別サイトだが)書いたことがあるが、これは実は WT というフレームワークでできている。ただ、ブラウザのボタンなどもフレームワークで決められているため、少々重いようだ。
近年はスクリプト系言語のフレームワークが盛況で(『Laravel -PHP のモダンなフレームワーク-』など参照)、C++ でもその影響を受けたモダンなフレームワーク作成の試みがなされるようになってきた。
新しいところでは、OATPP あたりが一部関係者の注目を浴びている。



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猪股弘明(精神科:精神保健指定医)
HorliX, OpenDolphin-2.7m 開発者

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inomata0612

猪股弘明
筑波大物理専攻卒。新技術事業団(ERATO)で走査型トンネル顕微鏡の開発に従事。横浜市立大医学部を経て医師免許取得。都立松沢病院などで精神科医として臨床に従事。
精神保健指定医。東京都医学総合研究所客員研究員。
日本精神神経学会 ECT・rTMS等検討委員会委員。